映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ハウルの動く城」
2004年11月20日公開(119分)
TV鑑賞
ジブリの名作
ファンタジー
アニメを
約20年ぶりに鑑賞。
戦争中のとある国。
父親の帽子店で日々、
帽子を作り続けていた
18歳のソフィー
(倍賞千恵子)は、
ある日、
荒地の魔女
(美輪明宏)に
呪いをかけられ
90歳の老婆に
なってしまった。
ソフィーは
ハンサムだが
弱虫な魔法使い
ハウル(木村拓哉)
と出会い、
彼の持つ
動く城で、
奇妙な
共同生活を始める。
城には、
火の悪魔
・カルシファーがいた。。。。。
劇場公開時の
主役の
倍賞千恵子の声に
違和感があり、
ジブリ作品
の中では、
それほど評価して
いなかったが、
改めて見ると、
そのイマジネーションの
世界に引き込まれた。
美しい色彩、
魔女やかかしなど
個性的な登場人物、
スケール感充分な
世界観など、
素晴らしい
内容だった
(ただ、まだ、
18歳のソフィーの
声にはひっかかる)。
そして、
その後の
ジブリ作品に
影響を与えた
シーンも
ふんだんに
描かれている。
例えば、
ハウルが鳥に
変身する場面は、
「千と千尋」の
白であり、
地味な女の子が、
積極的になって
活躍するのは、
その後も
ジブリシリーズに
貫かれた
冒険ファンタジーに
繋がっている。
また、
平和ぼけして見た
前回と異なるのは、
実際にウクライナで
戦争が起きていること。
ラスト近くで、
ハウルの魔法学校の
校長だった
サリマンがつぶやく
「馬鹿げた戦争は
終わらせましょう」
というセリフ。戦争は、
戦争当事者が
やめたら、
終わりだということを
端的に表しており、
早く馬鹿な戦争は
終わって、
世界中の人が
ジブリ映画を
楽しめるように
なって欲しい。
細かい描写は、
本当にうまい
ジブリ作品だが、
3DフルCGに
世界のアニメは
変わってきており、
ジブリも
「アーヤと魔女」
のように、
今後は
方向展開を
せざるを
得ないだろう。
音楽はいつもの
久石譲。
こちらも一流。
英国の児童文学を
アニメ化した作品は、
海外の人が
見ても面白く、
やはり
お薦めしたい作品。
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