「EO/ イーオー」のあらすじとネタバレ⁈EOという名のロバの瞳を通して人間を描くドラマ。

2023年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「EO/ イーオー」
(ポーランド・イタリア合作)
2023年5月5日公開(88分)

EOという名の
ロバの瞳を通して
人間を描くドラマ。

ポーランド。

好奇心あふれる
灰色のロバ・EOは、

サーカス団で
暮らしていたが、

動物愛護団体の
反対に合い、

興行が
できなくなり、

ある日そこから
連れ出される。

以来放浪の
旅を続ける中で、

善良な人間
だけでなく、

悪意を持った
人間とも出会うが、

何があろうとも
EOが持ち前の
無邪気さを
失うことは
なかった。。。。。

4

サーカスを出て、
最初に
引き取られたのは、
馬たちとの生活。

見るからに
ドンキーな
イーオーだが、

精悍な馬たち
とは違い、

我関せずと
独自の道を歩む。

次にロバたちとの
生活を送るが、

そこでも彼は、
自身を貫き、

森を超えて
サッカーの連中
と出会う。

愚かな
人間たちの喧嘩に
巻き込まれるが、
やはり我関せず。

そして、
屠殺場を経て、

とある
パーキングエリアに
連れていかれ、

ある事件に
巻き込まれるが、

彼の目は常に
冷静に物事を
見つめているように
思える。

人間の暴力性や
愚かさを描くだけの
ロード・ムービーながら、

カンヌや
アカデミー賞など、

各種の映画祭で
高評価を得た作品。

3

監督はポーランドの
名匠イエジー
・スコリモフスキ。

アニマル
・ウエルフェアを
考えさせる作品
にも取れる
社会派の側面と、

小粒なエンタメ性を
もったバランスの
取れた作品。

ただ、
ラストに
ショッキングな
シーンが唐突にあり、

見る人は
驚くだろう。

仏の国民的女優
イザベル・ユペール
も登場し、

動物が主人公だけに
セリフの少ない中で、

強烈な赤いシーンが
頭に焼き付く作品。

おバカなようで、
実は澄み切った
冷めた目で世の中を
俯瞰している
ロバを見たい方、

動物たちが
感じていることは
本当は人間には
分からないことを
感じたい方は是非。

そういえば、
昔、

マイケル・ジャクソンの
「キャプテンEO」
というアトラクションが
ありましたが、

なんでロバの名が
EOなのか、

鑑賞中に
考えてしまった。

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