「サタデー・フィクション」のあらすじとネタバレ⁈太平洋戦争直前の上海が舞台の白黒スパイ作品。

2023年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「サタデー・フィクション」

(中国)
2023年11月3日公開(127分)

太平洋戦争直前の
上海を舞台にした
白黒スパイ作品。

日中欧の諜報員が
暗躍する
魔都・上海。

真珠湾攻撃
7日前の
1941年12月1日、

人気女優
ユー・ジン
コン・リー)は

新作舞台
「サタデー
・フィクション」に

主演するため
上海を訪れる。

かつて
フランスの

諜報員
ヒューバート
パスカル・グレゴリー)に

孤児院から
救われた

過去を持つ
彼女は、

女優であると
同時に諜報員

という裏の顔を
持っていた。

ユー・ジン
到着から2日後、

日本の
暗号通信の

専門家である
海軍少佐

・古谷三郎
オダギリジョー)が、

暗号更新のため
上海に
やって来る。

古谷の
亡き妻に

よく似た
ユー・ジンは、

古谷から
太平洋戦争開戦の

奇襲情報を
得るため

フランス諜報員が
仕掛けた

「マジックミラー作戦」に
身を投じていく。。。。。

仏、英、日、中国
(南京派と重慶派、
どう違うのか?)が

入り乱れる
スパイ合戦の
映画。

ただし、前半の
エンタメ性は
極めて低く、

モノクロで
劇中劇を作る
芸術的作品。

後半は、
一気に加速し、

日本の
暗号解読のための

アクション作品に
変貌する。

主演の
コン・リー

とにかく
かっこいい。

57歳とは
思えない若さで、

銃を撃つ姿が
一番サマに
なっていた。

暗号
「ヤマザクラ」は
何を意味するのか、

シンガポールに
日本は
進軍するのか?

前半の背景
・人物説明を

分かりやすく
するためにも、

事前に
公式HPの

人物相関図を
頭に入れて
おくと良い。

監督は、
筆者は初見の
ロウ・イエ。

カメラワークが
素晴らしく、

2019年の
ベネチア
国際映画祭

コンペ正式作品
となるレベル。

俳優陣も
各国の名優を揃え、

ハリウッド作品
にも出てる
コン・リー

仏は
「エディット
・ピアフ愛の賛歌」の
P.グレゴリー

日本からは
オダギリジョー

その護衛役の
中島歩

同系列の
映画としては

アン・リー監督の
「ラスト、コーション
(2007年)」があるが、

エンタメ性では、
「ラスト、」の
方が上で、

観客には
見やすかった。

実在のキャセイ
・ホテルなどを使い

時代設定に
手抜きのない
作品は、

スパイが蔓延る
上海のピリピリ感を

味わうには
最高の作品。

特に歴史ものが
好きな方には
超お薦め。

それにしても、
南京派の方、

舞台やっている時に
裏であんなことするから、

切られて
痛い目にあって
しまって、

ちょっと
可哀そうでした。

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