映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀｀*)
「アイミタガイ」
2024年11月1日公開（105分）
悲しみを
乗り越えて
前へ進む
人々の群像劇。
ウェディング
プランナーとして
働く梓（黒木華）は、
親友・叶海
（藤間爽子）が
海外で亡くなった
ことを知る。
恋人・澄人
（中村蒼）との
結婚に踏み
出せずにいる梓は、
生前の叶海と
交わしていた
スマホのトーク画面に
変わらず
メッセージを
送り続ける。
同じ頃、叶海の
両親である朋子
（西田尚美）と
優作（田口トモロヲ）
のもとに、
とある
児童養護施設から
娘宛のカードが届く。
そして遺品の
スマホには、
溜まっていた
メッセージの
存在を知らせる
新たな通知が入る。
一方、金婚式を
担当すること
になった梓は、
叔母（安藤玉恵）の
紹介でピアノ演奏を
依頼しに行った
こみち（草笛光子）
の家で、
中学時代の
叶海との
記憶を
よみがえらせる。。。。。
風吹ジュンが語った
「アイミタガイ」とは
「相身互い」
という字で、
お互い様的は
意味合いらしい。
本作は
目に見えない
つながりを
描く作品で、
ひとりの
女性の死で、
前に進めなくなった
親友、両親、
ピアノの
おばあちゃんらが、
それを乗り
越えていく様を
描いている。
豪華俳優陣が
キャストされ、
極めて良い映画
ではあるが、
「そして、
バトンは渡された」
のようなテンポの
良さはない。
ただ、愛知県、
三重県を舞台とした
ローカル設定は
素晴らしく、
特に水郷として
紹介された
桑名市は
行ってみたくなった。
監督は
「にがくてあまい」
「世界で一番長い写真」
などの草野翔吾。
「いい人しか出ない
ドラマはどこか嘘くさい」
というセリフも
出てきたが、
本作を悪く言う人は
いないだろう。
泣かせる
シーンもあり、
涙腺崩壊する方も
いると思うが、
劇場内の
観客は少なく、
泣き声は
聞こえなかった。
前に進めず
背中を押して
欲しい方、
結婚に
踏み切れない方には
お薦めする作品。
エンディング曲は、
主演の黒木華が
歌ったが、
ちょっと難しい曲で、
高音は声が
足りてなかった
気がする。
コメント