映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「エル・クラン」
(アルゼンチン)PG-12
(アルゼンチン)PG-12
-
- 2016年9月17日公開(110分)
ベネチア映画祭で金獅子賞に輝き、
アルゼンチンで
「人生スイッチ」の
興業記録を塗り替えた
興業記録を塗り替えた
実録犯罪映画。
1980年代、
プッチオ家は
裕福な家庭で、
裕福な家庭で、
3男2女がいる。
特に長男は、
ラグビーの
ラグビーの
スーパースター。
しかし、
彼らの収入源は、
誘拐による身代金で、
裕福な人の
家族をさらっては、
身代金を要求していた。
監禁場所は自宅で、
泣き叫んでも声が
漏れないように、
地下室では
大きな音の
ラジオを鳴らしているが、
悪事はいつまでも、
うまく続くはずがなく。。。。
子ども達は
まともなのだが、
とにかく、
おやじが悪で、
子供たちまで
人質捕獲に
利用していく。
子を悪の道に
引き込む
異常な親の
心理を考えると、
アルゼンチン映画の
恐ろしさが
わかってくる。
見ている
我々も悪事の
片棒を
かついでいる感がして、
なぜ誰も気が
付かないんだと
叫びたくなる。
ラストも、
全員逮捕されて、
はい一件落着ではなく、
さらに
凄いことが
待っているので、
是非、劇場で
見てもらいたい。
音楽はキンクスの
「Sunny Afternoon」
が大音量で流れ、
白昼に普通に誘拐が
行われることを
あっけらかんと表し、
暗いだけの
クライム映画とは
一線を画す。
事実は
小説よりも奇なりを、
まさに体現できる
映画です。
超お薦めです。
コメント