映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「花戦さ」
2017年6月3日公開(127分)
華道の家元
・池坊の創成期と
太閤秀吉に
花で勝負する
男の半生を描いた
時代劇。
戦国時代の京都。
池坊の2代目
・専好(野村萬斎)は
織田信長(中井貴一)
の前で昇り龍を示す
見事な生け花で、
面目を保つ。
やがて時代は
秀吉(市川猿之助)
の代となり、
彼の茶頭となった
千利休(佐藤浩市)は、
当初重宝されるが、
やがて
確執が表面化し、
自害に追い込まれる。
利休の友人
であった専好は、
華道の力で、天下人
・秀吉に対抗
しようとする。。。。。。
ある程度、
史実に基づいているが、
途中やや
早送り感はあった。
ただ、
専好演じる狂言師
・萬斎の魅力で、
そこはカバーし、
なんとかまとめた感じ。
ラストもやや
違和感が残るが、
主役はあくまで
花であり、
茶であり、絵なので、
日本の良さを
見出せる作品。
生け花を広めた
池坊の宣伝とも
取られかねないが、
豪華絢爛な
衣装や京の風情、
庶民の生活など、
日本でしか
作れない映画として
自慢できる。
殺生の多い時代に、
生け花にかけた
男の闘いは、
エンタメとしても
十分に楽しめる。
お薦めです。
コメント