映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「PEACOCK/ピーコック」
(オーストリア・独合作)
2026年7月24日公開(102分)
日本のレンタル
家族会社に着想を得た
ブラック・コメディ。
完璧な息子役、
教養ある恋人役、
デート中にヒーローに
なりたい人のための
チンピラ役など、
どんなシチュエーションも
こなせる人物を
提供する代理店
「マイ・コンパニオン」。

そのトップパフォーマーである
マティアス(アルブレヒト
・シュッフ)は、
求められる役割を
完璧に演じ分け、
さまざまな人格を
生きる日々を過ごしていた。
そんなある日、
恋人ソフィアから

「本当のあなたを感じない」と
別れを告げられたことで、
彼の完璧な仮面は
静かにはがれ落ちていく。
さらに、
あるクライアントとの
想定外の出来事をきっかけに、
マティアスの歯車は
少しずつ狂いはじめ、
現実と虚構の境界も
あいまいになっていく。。。。。。

いろんな人を演じる
「レンタル・ファミリー」
会社のパフォーマーが、
自分が何者か
分からなくなり
壊れて行くさまを
描いた風刺ドラマ。
恋人からは、
偽者感を正され、
彼女と寄りを戻すために
暴漢と闘う芝居を
打つが見透かされる。

ゴルフカートの火事も、
誰かに賞賛されたい
願望があり、
まわりに人が来て
はじめて消化活動をする。
「クジャク=ピーコック」とは、
高貴な色の羽を
持つ鳥だが、
見栄を張る人々の
メタファーのようだ。
それは、
SNSでも何でも「いいね」を
欲しがる現代人の
承認要求を皮肉る展開で、
ラストは裸に
泥エステをまとうが、

会場の人は、
それが芸術だと言う。
その直前にも裸の
パフォーマーが体に
インクをかぶり、
白い壁にぶつかって
絵を描く前衛芸術の
舞台がある。
しかし、
彼はその後、池に飛び降り、
自身が解放される。
ヨガの教室で、
耳なし芳一のような顔が
文字だらけの人に

「君は誰だ」と
しつこく質問されたが、
その答えを見つけた
かのようだった。
他にも、
口論のレッスンをする
女性やその旦那の
エピソード、
レンタル・ペットの死、
話が合う女性との
一夜の恋などの
エピソードがあるが、

筆者にはPTAの授業参観で、
子供のために父は
飛行機のパイロットだと
マティアスが
現われるシーンは、
ほとんど詐欺だろうと
思える驚きのシーン。
そんなに見栄を
張りたいのか?
監督・脚本は
ベルンハルト・ウェンガー。

「ゴースト/ ニューヨークの幻」
(1990年)の名曲
「Unchanged Melody」を
使ったのは新鮮。
本物以上の
家族が必要な方、
巨大な白熊の置物を
恋人に相談なしに
買ってしまう方、
イケてる人と一緒にいたいと
思われたい方は
是非ご覧ください。
それにしても、
あれだけ男性器が

出てくるのに
レーティングがGとは驚き。
米アカデミー賞
オーストリア代表で、
ヴェネチア映画祭批評家
週間作品賞ノミネートの
奇抜な作品はお薦めです。
原題は
「Pfau – Bin ich echt?」と、
「クジャク、
私は実在するの?」
という翻訳が出てきた。



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