映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「新凱旋門物語」
(仏・デンマーク合作)
2026年7月17日公開(106分)
新凱旋門をデザインした
建築家の悲劇の物語。
1983年。
ミッテランは
大統領就任後初の
大規模プロジェクトとして、
フランス革命200周年を祝う
新モニュメントの建設を
構想していた。
国際設計コンペで
選ばれたのは、
キューブのように
角張ったアーチ型の建物と、
そのふもとに雲のような
屋根が浮かぶ
大胆なプランで、

設計者は
ヨハン・オットー
・フォン・スプレッケルセン
(クレス・バング)という
無名のデンマーク人
建築家だった。
スプレッケルセンは
フランスで一躍時の
人となるが、
完璧を追い求める
彼の前に、
予算や政治的圧力、
周囲の思惑が次々と
立ちはだかる。。。。。。

パリの
ラ・デファンス地区は、
高さ制限のある
歴史地区と異なり、
多くの高層ビルが
立ち並ぶビジネス街。
ここに1987年に
建てられたのが、
新凱旋門である。
筆者の
ビジネスパートナーが、

デファンスにあったため、
何度も新凱旋門を
訪れたが、
ここから一直線に
凱旋門やルーブル美術館までが
並ぶ光景は素晴らしい。
そのコンペに勝ち、
採用されたのは
デンマークの
無名建築家の穴が開いた
キューブのデザインだった。

彼は大統領の側近で
PJ(プロジェクト)の
担当者(グザビエ・ドラン)や
パソコンを使う建築担当
(エリン・アルロー)と
ぶつかりながらも、
自分のライフワークである
キューブへの
強いこだわりを見せる。
しかし、
大統領選でミッテランが
敗北すると、

大幅な予算カットや
建築仕様の変更を
迫られるが、
彼は一切の
妥協を許さない。
メイキング映像を見たが、
VFXを使い、
当時の工事過程を
着実に復元しているのが
凄い。
ルーブル美術館も、
丁度ピラミッドを
作っているところで、

シャルル・ド・ゴール空港や
ポンピドーセンターの
未来的デザインとともに、
パリが好きな人は
ワクワクするだろう。
監督は、
ステファン・ドゥムースティュ。
本作はカンヌ映画祭の
「ある視点」部門にも
出品された他、
仏セザール賞で多くの
ノミネートを得ている。

不思議なランドマーク
「新凱旋門」が見たい方、
国家PJに翻弄された
男の物語を知りたい方、
37歳になった
グザビエ・ドランが
見たい方は是非。
同様の映画に
「エッフェル塔 創造者の愛」という
エッフェル塔建造の映画や
「ル・コルビュジェの家」と

いった建築家の
ドキュメンタリーもお薦め。
さらに米に亡命した
建築家を描く「ブルータリスト」でも
ミケランジェロが
ピエタを作った石が取れる
イタリア・カッラーラが
出てきたような。
パリに興味のある方には
お薦めする歴史ドラマ。



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