映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「坂道のアポロン」
2018年3月10日公開(120分)
コミック原作を青春映画の
神様・三木孝浩監督が
メガホンを取った作品。
1960年代。
親戚が住む長崎県佐世保市の
とある町へと越してきた、
高校1年生の西見薫(知念侑李)。
裕福で医師志望の秀才。
趣味はピアノ。
ただ、
周囲に溶け込めずにいたが、
ひょんなことから同級生で
町のレコード屋の
娘・迎律子(小松菜奈)と、
素行の悪さで有名な
川渕千太郎(中川大志)と
言葉を交わすようになる。
律子に恋心を抱き、
千太郎と固い絆を育む薫。
ある日、
薫は千太郎を通じて
ジャズと出会い、
その魅力に取りつかれる……。
60年代という時代を
しっかり描き、
ちゃらちゃらした
青春映画とは一線を画す、
素晴らしい作品。
レコード、ジャズ、淡い恋、けんか。
多少ノスタルジックではあるが、
一生もんの友情を教えてくれる。
特に、
千太郎役の中川がいい。
ドラムは相当の練習の苦労が見られる。
ジャズ風にアレンジされた
「サウンド・オブ・ミュージック」の
名曲「My favorite things」も
巧妙に使われ、
ラストの小田和正の
「坂道を上って」につながる。
10年後に再会する
3人の出会いは、
晴やかで、すがすがしい。
誰もが、坂道を上がって
大人になっていったことがわかる。
脇にディーン・フジオカや
中村梅雀が存在感を示す。
音楽好きな方、ジャズ好きな方、
高校時代の友人に会ってみたい方、
長崎弁が聞きたい方、
超お薦めです。
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