映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「焼肉ドラゴン」
2018年6月22日公開(126分)
高度経済成長期の日本で、
家族と暮らす韓国人夫婦を
描いた感動の人情ドラマ。
1969年、
大阪空港に近い尼崎で焼肉店
「焼肉ドラゴン」を営む
龍吉(キム・サンホ)と
妻・英順(イ・ジョンウン)は、
娘3人(真木よう子、
井上真央、桜庭ななみ)と
息子と共に暮らしていた。
戦争で故郷と左腕を
奪われながらも、
前向きで人情味あふれる
龍吉の周りには常に
人が集まってくる。
ある日、
次女が連れて来た男
(大泉洋)は、
本当は長女が好きだった。。。。
鄭義信監督が、
数々の演劇賞に輝いた
自身の舞台を映画化。
久しぶりの井上真央は、
濃厚な演技を見せるが、
父さん・母さんの
韓国俳優ふたりが
素晴らしい。
「働いて、働いて、
この国に生きる」
というセリフに涙腺が
熱くなった人は多いと思う。
ただ、
1970年当時を再現したが、
あまりにひどい
バラック小屋のような長屋、
美しい3人の娘、
空港や万博などの
発展の時期に
やや違和感を感じた。
同じ系統の
「3丁目の夕日」は、
1960年代の空気を
そのまま伝えたが、
舞台でなく映画なので、
まず普通の街並みも見せて、
その中で、
このようなバラックの中で
暮らす在日の方が
いたとすれば、
もっと素直に
受け入れられたと感じる。
「焼肉ドラゴン」の
タイトルから受ける
インパクトのとおり、
感情の浮き沈みが
強烈である人々だが、
在日の悲哀を
味わいながらも、
大阪で楽しく
暮らした家族の
物語を見たい方、
本舞台を
見たことのある方は是非!
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