映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ル・アーブルの靴みがき」
(2011年、フィンランド、
フランス、ドイツ合作)
2012年4月28日公開(93分)
フィンランドの巨匠
アキ・カウリスマキ監督の
人間ドラマ。
昔、パリで暮らしていた
芸術家のマルセル
(アンドレ・ウィルム)は、
今は港町ル・アーヴルで
靴磨きをしながら
生計を立てている。
彼は自分に
尽くしてくれる妻
(カティ・オウティネン)と
愛犬ライカとの暮らしに
満足していた。
だが、ある日、
妻が病気で入院した後、
アフリカからの違法難民の
少年と出くわし、
警察に追跡されている彼
をかくまうことにする。。。。。
仏でも有数の
港町を舞台に、
平凡な日常を
過ごす老人夫婦と、
コンテナーに
隠れてきた
難民の少年、
それを追う
警察を軸に描くが、
とても2011年の
映画には見えない。
当初、
1960年頃の
初期のカラー映画と
思わせるような
独特のタッチ。
少年を
イギリスに逃がす
画策をする
善人の単なる
ハート・ウォーミングな
作品ではなく、
欧州の難民問題にも
静かに訴える。
2011年カンヌ映画祭での
オープニング上映を始め、
犬のライカが
パルムドッグ賞受賞。
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