映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「マイ・ブック・ショップ」
(英国)
2019年3月9日(112分)
本屋を開業したい
ヒロインの奮闘を描く
文芸作品。
1959年、
戦争で夫を亡くしたフローレンス
(エミリー・モーティマー)は、
書店が1軒もない
イギリスの田舎町で、
夫との夢だった書店を
開こうとする。
しかし、
保守的な町では
女性の開業は珍しく、
彼女の行動は
住民たちから不評を買う。
ある日、
40年以上も自宅に
引きこもりひたすら
読書していた老紳士
(ビル・ナイ)と出会い、
彼はフローレンスの
書店を支持してくれるが。。。。。
英国の有名な
小説らしいが、
このラストには驚いた。
ハリウッド的な
ラストを想像していると
えらい目に合う作品。
数少ないサポーター以外は、
皆、悪人で、
彼女をいじめる理由が
よくわからない。
本を読んでない人に
とっては、
本は悪魔の物なのか?
本や書店を愛する方には、
こんな時代があったのか
とも思いながら見て欲しい。
本屋に並ぶ本も
「ロリータ」や「華氏451」など、
当時のベストセラーなのか、
興味深い。
そして、
ナレーションも
「華氏451」の
ジュリー・クリスティと、
本を読めなくなる
近未来SFの本が
売れており、
このアイロニーが凄い。
主演のモーティマーは
「メリー・ポピンズ・リターンズ」で、
明るい姉を演じたばかりだが、
本作では、
そのイメージは全くない。
本を愛する方、
ちょっとダークな
英国文芸作に触れたい方、
「華氏451」を読んだ方、
映画で見た方にはお薦めします。
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