映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「マイ・エンジェル」
PG-12(フランス)
2019年8月10日公開(108分)
南仏を舞台に母と娘の
愛憎を描く問題作。
南フランスの
コート・ダジュールの
海辺に暮らすシングルマザーの
マルレーヌ
(マリオン・コティヤール)は、
大切な8歳の娘エリー
(エイリーヌ・アクソイ
=エテックス)と一緒に、
経済的に豊かではないが、
気ままな生活を送っていた。
しかし
マルレーヌは、
再婚相手との結婚式の当日に、
酔っ払って問題を
起こしてしまう。
再婚が破局を
迎えたことで、
彼女は現実から目を
背けるように娘の前から
姿を消してしまう。。。。。
とにかく救いようのない母親を
名女優コティヤールが演じる。
誰も演じたくないような、
幼児虐待でアル中の母。
自身は遊びまくり、
子供を放り出していく姿に
共感できる人はまずいない。
しかし、
子供が演劇で
セリフが出なくなり、
トレーラーハウスの
フリオの家に行っている
ことに気付いて、
ようやくラストに
光が見える。
子供の愛し方が
わからない親なのに、
会うと娘のことを
「マイ・エンジェル」
と言って抱きしめるギャップ。
子役のエイリーヌが
素晴らしく、
今後が楽しみ。
原題は「エンジェル・フェイス」。
監督は新人女流監督の
バネッサ・フィロ。
子供の繊細な気持ちと
エモーショナルな母を
描く作品は、
結構きついですが、
南仏の穏やかな風景が
和らげてくれるので、
お薦めします。
2018年カンヌ映画祭
「ある視点」部門出展作品。
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