映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ブラック・クランズマン」
2019年3月22日公開(135分)
KKKに潜入捜査する
警官二人の実話を
描いた社会派コメディ。
コロラド州
コロラドスプリングスの
警察署に、
初の黒人刑事として
採用された
ロン・ストールワース
(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、
捜査のために電話で
白人至上主義団体KKK
(クー・クラックス・クラン)
のメンバー募集に応募する。
白人の声色を巧みに使い、
黒人であることを隠して
差別発言をまくし立てた彼は、
入会のための面接に進む。
しかし、
白人でないとまずいので、
彼の代わりに白人の
同僚刑事フリップ・ジマーマン
(アダム・ドライヴァー)が
面接に向かう。。。。。
白人の声色を黒人が
使うということで、
その発音等の
違いがわかると、
もっと面白いのだろうけど、
とにかく皮肉満載で
楽しめるエンタメ。
人種差別という
テーマだけなら、
そんな映画は
たくさんあるが、
KKKを茶化すという設定が
実話というのも凄い。
しかもKKKトップが唱える
「アメリカ・ファースト」
という言葉も
実写映像から本物であり、
最後にはトランプまで
出てきて、2人がつながる落ち。
ここまで痛烈な
風刺の映画はやはり、
「マルコムX」の
スパイク・リー監督
ならではで、
これを見た後では、
「グリーンブック」より、
こちらに
アカデミー賞作品賞を
与えたかったなと
感じてしまう。
結局、
アカデミー賞は
6部門にノミネートされ、
脚色賞ひとつだったが、
今年の筆者のベスト10に
入ってくる作品。
こんな馬鹿なことを
やった人物がいること
自体が笑えるし、
今の政治を超批判する
社会派の側面もあって、
とにかくお薦めします。
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