映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「さらば愛しきアウトロー」
2019年7月12日公開(93分)
名優ロバート・レッドフォードの
引退映画は、実在の銀行強盗犯。
1980年代初頭から
アメリカ各地で多発した
銀行強盗事件の犯人である
フォレスト・タッカー
(ロバート・レッドフォード)は、
15歳で初めて
投獄されて以来、
逮捕、脱獄を繰り返していた。
彼は発砲もしなければ
暴力も振るわないという
風変わりなスタイルを貫き、
粗暴な強盗のイメージとは
ほど遠い礼儀正しい老人だった。。。。。
レッドフォードの
引退に相応しい、
「明日に向かって撃て」
の強盗犯であり、
「スティング」の紳士的詐欺師を
合わせたような集大成の映画。
本当は悪人なのに、
いい人に見えてしまうのは、
彼の本性なのか、
アメリカン・ニューシネマの
テーストを出そうとした
「A Ghost Story」の
監督デヴィッド・ロウリーの
演出のせいか?
共演のシシー・スペイセクは、
歳を重ねても魅力的であり、
タッカーを追う刑事の
ケーシー・アフレックも渋い。
最近では
「アベンジャーズ」にも
出ているレッドフォードだが、
主演作は久しぶり。
「夕陽に向かって走れ」
「コンドル」「ナチュラル」
「華麗なるギャツビー」
「華麗なるヒコーキ野郎」
「普通の人々」「愛と悲しみの果て」
など、忘れられない作品ばかり。
80才を過ぎて、
しわしわになっても、
こんな老人になりたいなと、
あこがれてしまう存在。
原題は
「The Old Man and the Gun」だが、
アウトローを折り込んだ
邦画タイトルは、
過去映画へのオマージュを
込めており、うまいと感じた。
オールド・レッドフォード
・ファンには
絶対お薦めする作品。
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