「37セカンズ」のあらすじと感想?!障害者の性や自立を描いた感動のヒューマンドラマ。

映画2020年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「37セカンズ」
   (PG12)
2020年2月7日公開(115分)

障害者の性や自立を描いた
感動のヒューマンドラマ。
東京。
23歳の貴田ユマ(佳山明)は、
生まれたときに
37秒間呼吸が止まったため、
手足を自由に
動かすことができない。
親友で漫画家の
ゴーストライターをしているが、
自分の作品を出せないことに
複雑な気持ちを抱いていた。
ユマは、過保護な母
・恭子(神野三鈴)のもとで
閉ざされた生活を送っているが、
自立したい気持ちが
爆発する。。。。。。
2
主演の佳山さんは
本当の脳性まひの方で、
声も自身なさげに小さい。
しかし、
オーディションを受け、合格。
やはり自分の殻を
破りたかったのだろう。
そのオーディションの
様子はNHKでも放映されたが、
彼女を選んだ監督の
HIKARIさんも
長編デビューとは思えない
素晴らしい演出で、
今年の日本を代表する
作品を作った。
この作品がベルリン映画祭などで
高評価された理由はまさに、
彼女を主演に据えたこと。
脇役も素晴らしく、
母親役の体当たり演技はもちろん、
板谷由夏石橋静河
渋川清彦らが、
ちょっい役で出てくる。
3
これまでタブーだと思われた
障害者の性の問題にも触れ、
そのリアリティーには
驚かせられた。
閉じ込められた生活から、
外の空気をどんどん
吸収して成長していく、
ユマの冒険物語は、
共感を超えて、
熱いものを伝えてくれる。
なんとかセカンズと付くと、
アクション作品が多いが、
間違って見に行っても、
おつりが来るくらいの
作品なので、
是非、
すべての方に見て頂きたい。
障害者の自由や自立などの
テーマに加えて、
Diversityを考える上でも、
重要な作品。
今年、
早くもいい作品に出合ったので、
皆さんとも共有したいし、
ユマのように声を上げて
「いい作品だがら、絶対見て」
と叫びたい。
超お薦めです。
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