「一度死んでみた」
2020年3月20日公開(93分)
2日間だけ死ねる薬が
引き起こす騒動を
描いたコメディ。
野畑製薬の社長を
務める父の計(堤真一)と
一緒に暮らす大学生の
七瀬(広瀬すず)は、
研究に打ち込むあまり母
(木村多江)の死に際にも
現れなかった仕事人間で
口うるさい父が
嫌でたまらず、
顔を見るたびに
死んでくれと
毒づいていた。
ある日計は、
研究員・藤井(松田翔太)が
発明した一度死んで
2日後に生き返る薬を
飲んだためにお化けに
なってしまう。
何も知らずに
動揺する七瀬は、
遺言により社長を
継ぐことになり、
計の会社に勤める
松岡(吉沢亮)から
社内にスパイがいる
という真相を聞かされる。。。。。
「死ぬ」のがテーマだけに
ゲラゲラとはいかないが、
劇場内ではケラケラ程度の
笑いは起こっていた。
見どころは、
すずちゃんのヘビメタと
親に悪態づく
変貌ぶりだが、
筆者はゴースト社員の
吉沢君の存在(非存在?)
がよかった。
ただ、
製薬会社の研究所は、
大昔の大学の
研究室レベルで、
お粗末すぎる。
こんなところでは、
ロミオ(若返り薬)も
ジュリエット(2日死ねる薬)も
開発不可能かな。
とにかくちょい役で
オールスターが出演。
リリーフランキー、
松田翔太、柄本時生、
佐藤健、妻夫木聡らを
贅沢に起用している。
まあ、
何も考えずに
見れますので、
皆さんにお薦めします。
製薬会社勤務の方は、
新薬開発の指針
としてください。
同系列のヘビメタ映画なら
「Too Young to die
若くして死ぬ」の方が
面白かったかな。
俳優で見たい方には
面白いでしょう。
コメント