映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ストレイ・ドッグ」
(PG-12)
2020年10月23日公開(121分)
N.キッドマンが汚れた
警官を演じる
クライム・アクション。
17年前、
ロサンゼルス市警の刑事
エリン(ニコール・キッドマン)は、
FBI捜査官のクリス
(セバスチャン・スタン)
と共に犯罪組織に
潜入するが失敗。
彼女はそのトラウマから
酒に溺れるようになり、
今では同僚や元夫、
16歳の娘も
寄り付かなくなり、
孤独な日々を送っていた。
あるとき、
エリンは紫色に染まった
1枚のドル紙幣が入った
差出人不明の封筒を
受け取る。
それは、
銀行が強盗に盗まれた
お札に付ける
着色剤の色だった。。。。。
確かに美人女優
N.キッドマンの
こんな顔は
見たことないほど、
野良犬
(ストレイ・ドッグ)
化していた。
17年前のシーンと
交錯する設定だが、
美しい彼女と今の
化粧もしない顔が
交互に出てきて、
絶句するばかり。
17年前の犯罪の
借りを返す復讐劇で、
そのためなら、
なんでもやってしまう
ハードボイルドな役柄。
ただし、
超人的な能力はない、
普通の女性なので、
殴られれば、
のたうち回るし、
飲みすぎで娘にも
嫌われているダメな母親。
銃撃戦もあるが、
ほとんど地道に犯人に
つながる連中を追うシーンは
「フレンチ・コネクション」ばり。
これは監督である
日系3世のカリン・クサマの
狙ったところ。
ラストの演出も驚いたが、
やはりこんなキッドマンを
見れる映画はなかなかない。
本作で、
彼女はゴールデングローブ賞
主演女優賞他、
多くにノミネート。
男には犯罪バイオレンス映画に、
女性には愛の映画にも取れる、
キッドマン渾身の作品は、
お薦めいたします。
原題は「Destroyer」。
破壊者ということなのか?
愛を壊し、家庭も壊し、
それでもやり残したことを
突き詰めようとする
女性の恐ろしさが
垣間見える作品ですが、
単館上映は悲しい。
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