映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方、あまり観ない方も、
ご参考までに(*´∀`*)
「あの日の声を探して」
(フランス)
2015年4月24日公開(135分)
「アーティスト」で
アカデミー賞を取った
M.アザナビシウス監督の、
これまでと全く
違うタッチの
シリアスな人間ドラマ。
1999年のロシアの
チェチェン紛争が舞台。
ロシア軍に
両親を殺された
9歳の男の子は、
声を失ってしまう。
乳飲み子の弟を
かついで、
逃げるが、
泣き叫ぶ赤子の
世話は無理で、
弟を途中で
置き去りにし、
EU人権委員の女性
(ベレニス・ベジョ)に
保護される。
しゃべれなくなった彼は、
名前も言うことが
できないが、
彼女は必死に
その家族を
探そうとする。。。。。
わずか
15年ほど前に、
これほど凄惨な
戦争があったこと、
それを直視した
作品として
是非、
観て頂きたい。
子役のうつろな目は
印象的で、
なんとも
言えない切なさ、
悲しみが
画面いっぱいに
表現される。
本編と並行して進む、
ロシア軍に
強制入隊させられた
若者の物語は、
最後の最後で
本編に結びつくが、
こちらも戦争の
無意味さ、
愚かさと
狂気を示している。
ハンドカメラで
撮影したと
思われる
戦争画像は
臨場感も高く、
戦争に
無関係の市民が
翻弄される姿が
映し出されている。
重いですが、
気持ちに余裕のある方は
観てください。
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