映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「私は確信する」
(仏・ベルギー合作)
2021年2月12日公開(110分)
仏の未解決事件に基づく
法廷サスペンス。
2000年
フランス・トゥールーズ。
3人の子供たちを残して
行方不明になった妻
スザンヌ・ヴィギエの
殺害容疑で、
夫である大学教授の
ジャックが起訴される。
死体などの
物的証拠はなく、
1審では
推定無罪となるが、
検事側が控訴。
2010年に2審が
始まる。
彼の無実を信じる
シングルマザーの
ノラ(マリナ・フォイス)は、
腕利きの弁護士
デュポン=モレッティ
(オリヴィエ・グルメ)に
弁護を直訴し、
自らアシスタント
となって事件の
調査を開始。
刑事、ベビーシッター、
スザンヌの愛人らの
証言はそれぞれに
食い違い、
やがて新たな疑惑と
真実が浮かび上がる。。。。。
フランスでは相当に
有名な裁判らしいが、
二審から始まる
本編の前にわずかに
日本語の解説が入るが、
わかりづらい。
また、
ほとんど法廷シーンで、
事件を再現するような
シーンもなく
不親切な作り。
死体なき殺人事件を
有罪にできるのか
という点で興味深いが、
被告が
ヒッチコック
・ファンだったという
点は映画では、
ほとんど出て来ず、
宣伝に
騙された感がある。
筆者は法廷ものは、
あまりハズレが
無く好きだが、
本作はほめた
出来とはいいにくい。
同じフランス法廷劇なら
「ブレスレット
鏡の中の私」や
「あしたは最高のはじまり」
などをお薦めしたい。
法廷内が中心で、
映画的な広がりも少なく、
長編映画デビューの
監督らしいが、
素材の認知度で
フランス大ヒットと
なった感じがする。
どうしても見ると
言うことなら、
公式サイト等で
人間関係を
よく頭に入れたうえで、
見ることをお薦めする。
本作はノラの視点で
描かれているが、
彼女だけが
架空のキャラクターと
なっている。
となると250時間にも
及ぶテープ起こしは
誰がやったのか?
原題は「確信」。
自身を持って
お薦めできる確信が
持てなかった作品。
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