映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「レベッカ」
TV鑑賞
1940年公開(130分)
A・ヒッチコック監督の
1級ミステリアス
・サスペンス。
南仏モンテカルロに
旅行中に英国紳士
マキシム(ローレンス
・オリヴィエ)と出会い、
彼の後妻として
イギリス・マンダレイの
屋敷にやってきた
「わたし」
(ジョーン・フォンティン)。
だがその屋敷では、
マキシムの死んだ
前妻レベッカの、
見えない影が
全てを支配していた。。。。。
80年以上も前の
作品とは思えない、
美しい画質。
白黒の陰影を
見事に使った演出。
特に、顔半分が
浮き上がるような
撮影は素晴らしい。
出演は2枚目と
超美人のお二人で、
まさに豪邸と
呼べるお屋敷は、
「風と共に去りぬ」などの
剛腕プロデューサーの
D.O.セルズニックの
映画らしい豪華さ。
良く考えると、
彼は39年の
「風と共に」に続いて、
2年連続でオスカーを
受賞している。
22歳くらいと思われる
J.フォンティンが
とにかく美しく、
それだけに
マキシムのいとこが、
レベッカについて
説明する
「The most beautiful
creature I’ve ever seen」
というセリフが、
その存在を
一層ミステリアスに
してしまう。
また、
レベッカを崇拝する
ダンバース夫人の
怪しげなこと。
前半の
シンデレラ
・ストーリーから
一転して、
広がる謎と、
一体何があったのか、
物語に見る人を
引き込んでいく
ヒッチコックの
魔術にかかってしまう。
全く出てこない
人物が主人公で、
それが故に、
いろんな憶測を
してしまう
傑作サスペンスは、
今見ても、
相当ハイレベルな作品。
多分、本作は
大昔にTVの
映画劇場で鑑賞しており、
その時にJ.フォンティンの
ファンになったことを
思い出した。
彼女の姉は、
昨年亡くなった
「風と共に」などの
O.D.ハビランド。
アカデミー賞を
はじめ各種の賞に輝く
クラシック・ムービーだが、
その後の多く
の監督が、
この作品の演出を
真似ていることがわかる。
超お薦めです。
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