映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「AVAヱヴァ」
(PG-12)
2021年4月16日公開(97分)
凄腕の女殺し屋を描いた
クライム・アクション。
美貌と知性、
圧倒的な戦闘能力を
兼ね備えた暗殺者エヴァ
(ジェシカ・チャステイン)は、
組織の指令通りに
任務を遂行しながらも、
標的の殺害に
疑念を抱いていた。
サウジアラビアの
リアドで、
彼女は極秘の
潜入任務に臨むが、
正体がバレたことで
敵と銃撃戦に
なってしまう。
何とか生き延びるも
自分を陥れようとする
存在を疑うエヴァは、
組織への不信感を
募らせていく。
ボスのデューク
(ジョン・マルコビッチ)
だけは、
彼女の理解者だったが、
教え子の殺し屋
サイモン(コリン
・ファレル)に
殺されてしまう。。。。。
「レッドスパロー」
「ANNA」など、
女性アサシンを描いた
映画はオンパレードだが、
本作は
「ツリーオブライフ」
「ゼロダークサーティー」
などの性格俳優である
ジェシカをアクションに
持ってきた点で
成否が分かれた。
確かにメンタルが弱く、
すぐに泣く殺し屋は、
これまでにあまりいない。
クールな一面と
女性らしい側面を
持った点では
アンバランスで良かったが、
やはりアクションとしては、
同系列の最近作とは
見劣りしてしまう。
フランス、ボストン、
サウジ、西海岸などを
飛び回り、
007ばりの
アクションを繰り広げ、
彼女としても相当に
鍛えて臨んだ
作品だろうが、
これまでの
キャリアを考えると、
評価は芳しいとは
言えない。
自身もプロデューサーとして
名前があったようだが、
自分がやりたい映画が
必ずしも自分に
ふさわしい映画
であるかは別物だろう。
とにかくマーベルの
「ブラックウイドウ」が
公開遅れになっていることは
幸いしたと言える。
全体的には
展開も悪くなく、
ジーナ・デイビスなど
脇役も良いので、
佳作女性アクションとして、
大画面で見てもらう分には
十分楽しめるし、
邦画アクションに
比べれば、
絶対的に迫力がある。
40歳過ぎても
美しいし、
結構やられる
等身大のヒロインを
描きたかったのだろう。
監督は「ヘルプ」の
テイト・テーラー。
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