「茜色に焼かれる」のあらすじとネタバレ?! コロナ禍のシングルマザーの生き様を描く至高の人間ドラマ。

映画2021年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「茜色に焼かれる」
          (R-15)
2021年5月21日公開(144分)

コロナ禍の
シングルマザーの

生き様を描く
至高の人間ドラマ。

夫(オダギリジョー)を
交通事故で
失って7年後。

コロナ禍の東京。

田中良子
(尾野真千子)は

生きづらい
世の中で

逆風に
さらされながらも、

13歳になる
息子・純平
(和田庵)の

前では
胸に抱えた

哀しみや怒りを
見せずに

気丈に
振る舞っていた。

一方の純平も、
いじめによる

屈辱的な出来事に
耐えながら母を
気遣っている。

二人はもがき
苦しみながらも、

あるものだけは
手放そうと
しなかった。。。。。

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とにかく
尾野真千子
素晴らしい。

夫の事故死、
コロナによる
喫茶店の倒産、

パートの失業、
夫の父の世話、

夫の愛人の
娘への養育費、

風俗での仕事、
放火など、

心が
折れそうになる

出来事と
理不尽な
ことばかりなのに、

息子に
「まあ、
がんばりましょ」

と口癖の
ように言う。

また、
息子役の和田君と、

同じ風俗嬢の
片山友希

強烈な
インパクトを残した。

監督は
「舟を編む」など

評価の高い
石井裕也。

コロナへの監督の
怒りを

代弁するような
ラストの寸劇の爆発。

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それでいて、
息子と自転車で

夕日に向かって
走りながら

茜色に
焼かれていく
美しいシーン。

辛すぎる
内容だが、

最後にわずかな
光明があり、
救われる。

彼女の心の変化が
言葉から

読み取れない
映画であるが、

今年のトップ3に
入る邦画に

なることは
間違いない。

正直者が
馬鹿を見るのが、

コロナ禍の
日本だが、

それを端的に
描いている。

これだけ、
コロナ対策が
描かれた作品はなく、

やはり今
見るべき作品。

共演は他に、
永瀬正敏
鶴見慎吾ら。

まともに
見ることが

できないほど、

辛い現実と苦難の
連続だが、

「生きる」ことを
再認識

するためにも
見て頂きたい秀作。

超お薦めいたします。

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