映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ドライブ・マイ・カー」
(PG12)
2021年8月20日公開(179分)
村上春樹の短編小説を
映画化した人間ドラマ。
東京。
脚本家である妻の音
(霧島れいか)と
幸せな日々を
過ごしていた
舞台俳優兼演出家の
家福悠介(西島秀俊)だが、
妻はある秘密を
残したまま突然
この世から消える。
2年後、
悠介はある演劇祭で
演出を担当
することになり、
愛車のサーブで
広島に向かう。
口数の少ない
専属ドライバーの
渡利みさき(三浦透子)と
時間を共有するうちに
悠介は、
それまで
目を向けようとしなかった
あることに気づかされる。。。。。。
原作未読だが、
短編が3時間の
映画になることで、
原作の方にも
興味がわいた。
主人公の喪失感と
彼を取り巻く人間の
背景描写が細かいこと、
戯曲やその本読みにも
時間を割いたこと、
ロードムービー
でもあること、
などから3時間は
全く長さを
感じなかったのは、
カンヌで脚本賞を
取っただけのことはある。
やたら、
トンネルの
シーンが多いが、
トンネルを抜けることで、
新たなシーンが
広がっていく。
そして、
赤のサーブの中では、
死んだ妻のセリフが流れ、
彼は彼女の死
という運命に向き合う。
エンタメ作品の多かった
西島秀俊にとって
大変チャレンジングな
役どころ、
またミステリアスな
2人の女性もかなりの
存在感を残した。
村上春樹の作品は
映画化しにくいと
言われているが、
見事に映画化に
成功しており、
濱口監督からは
今後も目が離せない。
ちょっと文学的な
香りが漂う村上作品が
好きな方には
絶対おすすめしたい作品。
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