映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ディア・エヴァン
・ハンセン」
2021年11月26日公開(138分)
小さな嘘が
巨大化してしまう
社会派ハイスクール
・ミュージカル。
家でも学校でも
居場所のない
高校生
エヴァン
・ハンセン
(ベン・プラット)は、
ある日
自分宛てに
書いた手紙を
同級生の
コナーに
持ち去られる。
その後
コナーは自殺し、
手紙を見つけた
彼の両親は、
文面から
息子とエヴァンが
友人だったと
勘違いする。
彼の家族を
これ以上
悲しませたくない
一心で、
思わず
エヴァンは
コナーと
親友だったと
嘘をつく。
彼らに
聞かれるままに
語った
ありもしない
コナーとの思い出は、
人々を感動させ
SNSを通じて
世界中に
広がっていく。。。。。
歌は、
今も耳に残る
良いものが
いくつかあったが、
この内容で
ミュージカルにする
必要があったのか
大いに疑問。
ミュージカルに
期待される
わくわく感や躍動感は、
ほとんどなく
(冒頭の死んだ
コナーと2人で
走り回るシーンくらい)、
普通の映画に
した方が良かった。
エミー賞、
トニー賞、
グラミー賞と
獲得している名作
ミュージカルだから、
そのまま
ミュージカルに
したのだろうが、
ミュージカル映画
にする際の
思い切りが
不足していた。
物語は、
コナーの母
(エイミーアダムス)
を思いやり、
エヴァンがついた
小さな嘘が
どんどん
拡散していく。
いじめや孤立、
今のSNSなどの
恐ろしさも描く半面、
もうひとりの犠牲者を
出したくないから許す、
というコナー母の
セリフには
ぐさっと来た。
日本の
傑作アニメ
「聲の形」と
一緒に見て、
いろいろと
考えてほしい。
本来、
一番見て
いただきたい
中高生が
料金的に
簡単には
見に行けない
舞台ミュージカルを、
誰でも手軽に
行ける映画に
したわけだから、
彼らが感動
できるような
ミュージカルに
仕立てなおして、
出直しで欲しい。
子供たちが
感じ取れる
作品は、
大人も感じ
取れるから。
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