映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「鹿の王 ユナと約束の旅」
2022年2月4日公開(114分)
本屋大賞受賞の
ファンタジー小説を
アニメ映画化。
かつて最強の戦士団と
呼ばれた独角の頭を
務めていたものの、
強大な力を持つ
帝国・東乎瑠に
敗れて岩塩鉱に
とらわれ奴隷
となったヴァン
(堤真一)。
ある日、
岩塩鉱を襲撃した
奇妙な山犬たちが
原因となり、
伝染すると死に至る病
・黒狼熱(ミツツァル)
が発生する。
山犬にかまれるも
命を取り留めた彼は、
幼い少女ユナを拾う。
一方王幡領で
黒狼熱の治療を研究し、
抗体を探している
医師ホッサル
(竹内涼真)は
ヴァンと出会い、
一緒に旅に
出ることにする。
そこにヴァンの
命を狙うサエ(杏)
が現れる。。。。。
原作未読だが、
本屋大賞だけに、
かなり面白いのだろう。
映画化にあたっては、
「千と千尋」
「もののけ姫」
「君の名は。」などで
キャラクターデザインを
行った安藤雅司を
監督に起用したが、
特にクリエーティブな
シーンも無く、
凡作となった。
原作は2015年ごろの
作品なので、
コロナなど想像も
していない中、
感染症ミツツァルと
その抗体を持つ
主人公らを描いたが、
現実に感染爆発している中、
ファンタジーっぽく
無くなってしまった。
また、
冒頭の2国間の
争いを絵でなく、
文字で示したことで、
両者の関係が
わかりにくいまま進み、
見ている人を
混乱させてしまった。
タイトルの
「鹿の王」とは、
狼に小鹿が囲まれ、
絶体絶命の状況で、
小鹿を助けるために
狼に立ち向かった
鹿に由来しているが、
それを主人公ヴァンと
重ねるのには、
やや無理があった。
もっといい
映画タイトルにすれば、
200人以上の劇場に
3人ということは
なかったような気もする。
起こることが
予想の範囲内で、
おおっと思わせる
シーンが何もなかったのは
残念。
公開が2年も
伸びたのも影響したか。
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