映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ナイル殺人事件」
(米英合作)
2022年2月25日公開(127分)
「ナイル殺人事件」
(米英合作)
A.クリスティの
古典的ミステリー小説を
豪華に再現。
エジプトの
ナイル川をめぐる
豪華客船内で、
新婚旅行を
楽しんでいた
大富豪の娘リネット
(ガル・ガドット)が
何者かに
殺害される。
容疑者は、
彼女とサイモン
(アーミー・ハマー)の
結婚を祝いに
駆け付けた
乗客全員だった。
リネットに
招かれていた
私立探偵ポアロ
(ケネス・ブラナー)が
捜査を
進めていくうちに、
それぞれの
思惑や愛憎が
絡み合う
複雑な
人間関係が
浮き彫りに
なっていく。。。。。
「オリエント
急行殺人事件」
に続いて、
ケネス・プラナーが
監督・主演の
愛憎が絡み合う
殺人事件と
推理・犯人捜しの
豪華ミステリー
・クルーズ。
ただ、
1978年版
「ナイル殺人事件」を
見ていた筆者は
犯人が
分かっていたので、
見るポイントは、
その展開と
エジプトの
空気感であった。
まず、
展開では、
冒頭の第1次大戦に
従軍した
ポアロの
若き日の
戦争体験と恋物語。
無くてもいいかも
しれないが、
今の彼を
作った元になる
エピソードであり、
ひげを生やした
理由など、
つかみとしては
よかった。
そして、
ピラミッドや
ナイル川クルーズ。
アブシンベル神殿が
川沿いにあることは
びっくりしたが、
確かに、
その時代は
アスワンハイダムが
できる前なので、
川沿いにあった
(今はダムに沈むのを
防ぐため、
丘の上に
移設されている)。
そして、
極めつけは、
当時の豪華客船
カルナック号。
これも実際に
船として
建造しており、
吹き抜けの
ボールルームのある
素晴らしいデザイン。
この船を
見るだけでも、
映画を見る価値が
あるくらいで、
日本では絶対に
作れない
レベルの
作品に仕上がっている。
同乗者全員に、
殺人の動機が
あるのは、
いつもの
クリスティ作品だが、
前半は複雑な
人間関係を
丁寧にかみ砕いて、
後半、
一機に殺人、殺人、
殺人となっていく。
ミステリーの古典で、
物語にそれ程の
驚きはないが、
やはり
豪華絢爛な
セットや本物の
金持ちの
生活ぶりは、
庶民には
驚きだし、
見ているだけで
エジプト旅行に行った
気分に
させてくれる。
公開が
2年近く遅れたが、
一度は
見ておくべき
作品のひとつ。
ミステリー初心者にも
お薦めします。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい。
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