映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「シラノ」
（米英合作）
2022年2月25日公開（124分）
戯曲
「シラノ・ド
・ベルジュラック」の
舞台ミュージカルを
映画化。
17世紀のフランス。
軍きっての騎士
シラノ(ピーター
・ディンクレイジ)は、
剣の腕が
立つだけでなく、
詩の才能にも
恵まれていた。
だが、
自らの外見に
自信がない彼は、
思いを寄せる
同郷のロクサーヌ
(ヘイリー・ベネット)に
なかなか告白できない。
やがて
ロクサーヌは
クリスチャン
(ケルヴィン
・ハリソン・Jr)に
惹(ひ)かれるようになり、
彼と同じ部隊に
所属するシラノに
恋の仲立ちを頼む。
シラノは、
口下手な
クリスチャンに代わり、
手紙を代筆し、
ロマンティックな
詩を綴る。。。。。
これまで何度も
映画化された
「シラノ・ド
・ベルジュラック」の
ミュージカルを
「つぐない」
「プライドと偏見」の
ジョー・ライトが
映画化。
「シラノ」と言えば、
大きな鼻が目印だが、
今回は、
「パーフェクト・ケア」
などの小人の
ピーター
・ディンクレイジを
大胆に配役し、
見事な出来栄え
となっている。
楽曲、踊りこそ、
派手さはないが、
17世紀の
仏貴族社会の優雅さ、
純愛三角関係にも
多様性を配慮し、
制作されている。
欲を言えば、
海に突き出した
テラスのような
お城での踊りの
シーンは、
もう少し長く、
上から見せて
欲しかった。
このシーンは
本作中でも
名場面であり、
予告編にも
使われていたが、
ミュージカル的で、
とても美しい
出来栄え。
また、
シチリア島などで
ロケをしており、
もっと映画らしく、
歴史的な場所や
素晴らしい景色も
散りばめて
欲しかったが、
顔の大写しが多く、
その点は不満。
日本では無名に
近い俳優らの共演と、
「ウエスト・サイド
・ストーリー」と、
同時期の公開で、
お客さんの入りは
良くないが、
詩や手紙
（ラブレター）が
好きな方、
ロマンチックな
セリフが
聞きたい方には
お薦めする作品。
この三角関係、
あなたは、
誰に共感しますか？
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