映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「エデンの東」
午前10時の映画祭(PG-12)
2021年1月29日公開(118分)
ジェームス
・ディーンの
衝撃のデビュー作。
1917年、
カリフォルニア州の
小都市サリナス。
ここで
農場を営む
アダム
(レイモンド
・マッセイ)には
2人の息子がいた。
兄アーロン
(リチャード
・ダヴァロス)が
真面目で
心優しい性格から
父に
可愛がられる
一方、
気むずかしく
反抗的な弟
キャル(J.ディーン)は
父に
疎まれていた。
アーロンの
美しい婚約者
エイブラ(ジュリー
・ハリス)は
そんなキャルが
気がかりだった。
ある日、
キャルは父から
死んだと
聞かされていた
母がまだ
生きている
ことを知る。
そしてそれが、
どうやら近くで
酒場を経営する
ケート(ジョー
・ヴァン・フリート)
らしいと知り、
ふしだらな
母の血を
自分だけが
引き継いだのだと
一人悩むのだった。。。。。
スタインベックの
原作を
エリア
・カザン監督が
メガホンを取った
古典の傑作。
やはり見どころは、
はかなげな
表情の
J.ディーン。
父母の愛が
欲しくて、
兄とも対立する
自分勝手な
弟を演じる。
今風に言えば、
「親ガチャ」
なのかも。
母の悪い
ところばかりが
自分に来て、
父の良い所は
兄に行ったと
思い込んでいる。
ベースとなるのは
「聖書」のカインと
アベルの物語。
アダムとイブの
子どもである兄弟は、
人類最初の
殺人を行う。
この話が
知りたい方は
1966年の
スペクタクル作品
「天地創造」を
見てください。
冒頭から
レナード
・ローゼンマンの
「エデンの東」
メインテーマが流れ、
リーゼントスタイルの
ディーンが、
物憂げな
表情を見せる。
優秀な兄と
比較される
苦悩や孤独を
演じたが、
兄弟は自身が
最初に出会う
ライバルであり、
皆さんも
兄弟姉妹を
持つ方は、
何かを
感じながら、
生きてきたと
思う。
家族というのは
本当に
不思議である。
今見ても、
やはりかっこいい
元祖ディーン様を
見たい方、
シネスコ・カラーで
画質は
イマイチですが、
アカデミー賞、
カンヌにも
絡んだ名作として
見て頂きたい。
お薦めします。
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