映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「ハウ」
2022年8月19日公開（118分）
大型犬ハウが、
離れ離れになった
飼い主を探す
ロードムービー。
横浜市港北区。
婚約者に
ふられてしまい、
一人むなしい
日々を過ごす
気弱な
役所職員・赤西民夫
(田中圭)。
そんなある日、
彼は飼い主に
捨てられた
大型の保護犬を
飼うことになる。
その犬は「ワン」
と鳴けず「ハウッ」
というかすれた
声しか出せないが、
とても
人懐っこく、
民夫は
ハウと名付ける。
当初は困惑
することもあった
ハウとの
暮らしだが、
いつも一緒に
過ごすうちに
絆は深まり、
民夫に
とってハウは
かけがえのない
存在になっていく。
しかし、
とある事件で、
ハウは青森に
運ばれてしまう。。。。。
離れ離れになった
飼い主を探して、
青森から横浜に
1年かけて
戻ってくる
途中で、
いろんな人の
親切や出来事に
触れる
心温まるドラマ。
「ベンジー」
「僕のワンダフルライフ」
「マリと子犬の物語」など、
これまで犬に
どれだけ
泣かされたか。
本作は、
冒頭のハウと
赤西の
絆部分が薄く、
やや盛り上がりに
欠く。
ただ、それが、
伏線となって、
ラストの
思いがけない
結末となるのかも。
３つの物語が
展開するが、
傘屋の
エピソードは
宮本信子の好演で
素晴らしいかった。
ただ、
修道院の
DVの話は、
子供向きではない。
さらに福島の
震災後の話も微妙。
したがって、
号泣必須とは
いかないが、
やはりハウには
癒される。
監督は、結構
犬・猫ものを
撮っている犬童一心。
共演は
池田エライザ、
モトーラ世里奈、
市川実和子、
田畑智子らと豪華。
ナレーターは
動物好きの
石田ゆり子。
中学生役の
長澤樹は
フレッシュな感じで、
今後に期待。
音楽は「GReeeeN」
の「味方」。
犬好きの
筆者としては、
犬に免じて、
平均点と甘めの
点数をつけたいが、
３つの
エピソードが、
ハウ単独で、
赤西とつなぐ
ものでなかった点で、
脚本の練りこみが
足りない。
また、
他の犬映画では、
犬の気持ちが
よく現れていたが、
本作は
それも乏しく、
没入できなかった。
犬好きの方、
人生の最悪
ポイントから
脱出したい方には
お薦めします。
横浜、江の島なども
美しいので
デートムービー
としても使える。
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