映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「アムステルダム」
2022年10月28日 公開(124分)
殺人事件に
巻き込まれた
3人の友情クライム
実話物語。
1930年代の
アメリカ・ニューヨーク。
医師のバート
(クリスチャン
・ベール)と
弁護士のハロルド
(ジョン・デヴィッド
・ワシントン)、
アーティストの
ヴァレリー
(マーゴット・ロビー)は
第1次世界大戦の
戦地で出会い、
終戦後に
アムステルダムで
友情を確かめ
合っていた。
ところが、
10数年後、
バートとハロルドが
戦争の英雄
ミーキンズ将軍の娘
(テイラー・スウィフト)
殺人事件の容疑者と
なってしまい、
3人は無実を
証明するため、
関係者を探りながら、
ある作戦を企てる。。。。。
やはり(ほぼ)
事実ものは面白い。
冒頭のテイラー
・スウィフトの
使い方には驚いたし、
第1次大戦時に
遡ってからも、
当時の医療技術や薬、
義眼など、
普通では
見ることのない
世界を見せてくれる。
そして、事件に
巻き込まれた後、
豪華キャストが
次々と登場。
ラミ・マレック、
ロバート・デ
・ニーロをはじめ、
クリス・ロック、
アニヤ・テイラー
=ジョイ、
ゾーイ・サルダナ、
マイク・マイヤーズと
限りない。
特に「ラストナイト
・イン・ソーホー」の
記憶も新しい
A.T.ジョイは、
ギョロ目の婦人を
怪しく演じる。
必ずしもシリアス
・クライム
・ストーリーではなく、
バートが語る
ナレーションは
ちょっとコミカル。
監督は
「世界でひとつの
プレイブック」や
「アメリカン
・ハッスル」と
話題性のある内容の
脚本も書き、
映画賞常連の
デヴィッド・O
・ラッセル。
今回も、
彼の才能を
見せつける作品。
今、某宗教団体が
政治に深く入り込む
現実を見せられる中、
アメリカでも、
こういった連中が
政財界に入り
込んでいた
事実を知ると、
本当に恐ろしい。
タイトルの
「アムステルダム」は、
勿論オランダの首都。
大戦の後の
一番幸せな時代を
過ごした場所、
そして友情が結束した
場所が映画の
タイトルとなっている。
そんなに長く
住んだ場所では
ないと思うが、
そこに監督の
メッセージはあった。
そして、
ラストのデニーロ
扮する
ギル・ディレンベック将軍の言葉。
御国のために
戦争に行っても、
国はきちんと
補償してくれる
わけでもない。
戦争って、
本当につまらない、
馬鹿げたことだと思う。
ただ、各プロットは、
オールスターで
見どころたっぷり
なのだが、
彼らが無実を
証明した所で終わり、
あの団体の
その後が描かれて
ないだけに、
ややスケール感は
こじんまりしたのは
否めない。
また、
その後の3人の
生き方が出れば、
もっと痛快作
だったかも。
ちょっとレトロで、
戦争、友情、愛、
偏見、犯罪など、
沢山のテーマを
詰め込んだ作品は、
ちょっと変わった
歴史物語を見たい方に
お勧めしたい。
M.ロビーの
美しさを
見るだけでも、
十分元は取れる。
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