映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「桜色の風が咲く」
(PG-12)機内鑑賞
2022年11月4日公開(113分)
盲ろう者初の
大学教授となった
福島智の
奇跡を描く
感動作。
1970年代、
兵庫県。
9歳で視力を
失いながらも、
愛情深い母
・令子(小雪)と
教師の父
のもとで、
2人の兄弟と
ともに伸び伸びと
育った福島智
(田中偉登)。
地元の関西を
離れて東京の
盲学校で
高校生活
を送るが、
18歳で聴力も
失ってしまう。
暗闇と無音の
世界にいる
息子を
立ち
上がらせよう
とする令子は、
彼との生活の
中で“指点字”
という
独自の
コミュニケーション
手段を編み出す。
智と令子は、
指点字を
駆使して
さまざまな
困難を
乗り越えていく。。。。。
実話の
映画化で、
智に降りかかる
試練が
描かれるが、
智君の明るさと、
関西弁の
漫才的やりとりで、
決して
暗いだけの作品に
なっていない。
リンデロンに
代表される
西洋医学も、
奥田式の
東洋医学も
効果の無い中、
母の愛が
指点字を
発明することに。
家族全員が
限界になる中、
なんとか
切り抜け、
母の偉大な
愛情に感動した。
それにしても、
リリーフランキー
扮する
眼科医の
デタラメな診療で、
片目失明から、
両目失明と、
どんどん
悪化した点は、
筆者も同様な
体験があるだけに、
頭に来た。
それだけ
眼科の診断は
難しいという
ことかもしれないが、
セカンドオピニオンが
早期に必要なことも
考えさせられた。
監督は
筆者の好きな
「パーフェクト
・レボリューション」
の松本准平。
「パーフェクト」
でも障害者の性に
ついて
問題提起したが、
本作では
小雪を使って、
母の持つ
エネルギーの凄さを
見事に表現した。
努力という
言葉が
かすんで
しまうような、
必死の頑張りを
見たい方、
桜の満開を
肌で感じたい方は
是非、
ご覧ください。
虫や風が
必要なこと、
カフカの
エピソードなども
感性を揺さぶる
ものになっており、
超お薦めしたい。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい。
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