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ご参考までに(*´∀`*)
「大統領の執事の涙」
2014年2月15日公開(132分)
2014年2月15日公開(132分)
アメリカ大統領7人に
仕えた実在の執事がモデル。
主人公(フォレスト
・ウイテッカ―)は、
南部の綿花奴隷の
息子として生まれたが、
父を白人に目の前で殺され、
逃走する。
逃げた先で、
ホテルのボーイから、
懸命な努力で、
大統領の執事の
ひとり(大勢いる)
に抜擢され、
アイゼンハワー大統領に
仕えることに。
アメリカの
いろんな史実を
体現しながら、
オバマ大統領まで
勤め上げるが、
執事としての
仕事だけでなく、
家族も歴史に
振り回されるなど、
展開が2重、
3重構造になっており、
息つく暇を与えない。
「プレシャス」の
リー・ダニエルズ監督は、
南部を舞台に黒人差別を
意識した映画が多いが、
本作もいろんな差別を
あからさまに描き、
アメリカの奴隷制度が、
ごくごく最近に
なくなったことに
気づかされる。
ウイテッカ―は
相変わらず、
うまいが、
脇役の大統領を
ロビン・ウイリアムスの
アイゼンハワーや
ジョン・キューザックの
ニクソンなど、
なんでこんなに
そっくりなのと思わせる
ところもすごい
(JFKだけ、似てなかった)。
また、
ジェーン・フォンダの
ナンシー・レーガンなんて、
ありえないほど、そっくり。
アメリカ近代史を一機に
勉強できるだけでなく、
家族愛や息子の
反発など、
ファミリー的
要素もあって、
いろんな見方が
できる秀作です。
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