映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「クライムズ
・オブ・ザ
・フューチャー」
(PG-12)
カナダ・ギリシャ合作
2023年8月18日公開(108分)
クローネンバーグ監督の
悪夢の近未来SF。
そう遠くない
未来。
人工的な環境に
適応するため
進化し続けた
人類は、
その結果として
生物学的構造が
変容し、
痛みの感覚
が消え去った。
体内で新たな
臓器が
生み出される
加速進化症候群
という
病気を抱えた
アーティストの
ソール(ヴィゴ
・モーテンセン)は、
パートナーの
カプリース
(レア・セドゥ)
とともに、
臓器にタトゥーを
施して
摘出するという
ショーを披露し、
大きな注目と
人気を集めていた。
しかし、
人類の誤った
進化と暴走を
監視する政府は、
臓器登録所を
設立し、
ソールは
政府から強い
関心を持たれる
存在となっていた。
そんな
彼のもとに、
生前プラスチックを
食べていたという
遺体が
持ち込まれる。。。。。
痛みがないゆえ、
臓器を
取り出して、
それを人に
見せるショーを
やる、という
前代未聞の展開。
80歳になる
デヴィッド
・クローネンバーグ監督の
あまりの想像力に
絶句するばかり。
これまでも
「ザ・フライ」
「デッドゾーン」など
多彩な異色作品を
提供しており、
今回、
「危険なメソッド」
「イースタン
・プロミス」では
主演のヴィゴと
タッグを
組んでいる。
とにかく、
目が離せない
鬼才監督のひとり。
ヴィゴはご存じ
「ロード・オブ
・ザ・リング」
3部作や最近では
「グリーンブック」でも
好演した
カメレオン俳優。
レア・セドゥも、
「007」のような
メジャー作品から
本作のような
グロテスクな
ものまで、
何でも
カバーできる
守備範囲の広さ。
臓器登録書の
職員には、
「トワイライト」
「アクトレス」などの
クリスティーン
・スチュワートと
豪華布陣。
見る人に
苦痛と困惑を
与えるのか、
未来のアートを
見せているのか
分からない
作品は、
是非劇場で
確認必須。
カンヌ国際映画祭
コンペティションに
出品も、
退出者続出で
物議を
かもした作品。
ショッキングな
作品が見たい方、
クローネンバーグ監督の
ファンには
超お薦めする。
なお、
1970年の
同名作品
(副題:未来犯罪の確立)
とは無関係で、
リメークでは
ありません。
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