「このろくでもない世界」のあらすじとネタバレ⁈韓国クライム・バイオレンス作品。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「このろくでもない世界」

  (韓国)R-15
2024年7月26日公開(123分)

とある地方の
韓国お得意の
クライム
・バイオレンス作品。

力がはびこる町。

貧しい家庭で育った
18歳のヨンギュ
ホン・サビン)は、

継父からの
暴力に耐える日々を
過ごしていた。

そんな彼にとって、
義理の妹

ハヤン(キム
・ヒョンソ)と

悪態をつきながら
一緒にハンバーガーを

食べる時間が
唯一の救いだった。

しかしある日、
ヨンギュは

ハヤンを守るために
暴力沙汰を

起こして
高校を停学になり、

示談金を
請求されてしまう。

生き抜く術を
持たない
ヨンギュは、

地元の犯罪組織の
リーダーである

チゴン(ソン
・ジュンキ)を頼り、

彼のもとで
働くことに。

憧れのチゴンに
徐々に
認められていく
ヨンギュだったが、

ある日、
組織の非情な掟に
背いてしまい。。。。。

オランダに
行くために

金をためている
高校生男子の視点で
綴られる物語。

しかし
「息もできない」
同様に、

脱出できない
閉塞感を見る人に
感じさせる作品。

一方で、
チゴンは、

一度子供の時に
死んだ人間で、
何も感じない男。

この2人が
兄弟のように
共鳴していく。

チゴン役の
ジュンギは、

正統派の
美男子で、

自分の死に場所を
探す所は
かっこよすぎ。

 

ただ、ペンチで
爪をはぐシーンや

バットで殴るシーンなど
直視できない
暴力シーンも多い。

監督は長編初の
キム・チャンフン。

カンヌ映画祭のある
視点部門にも
出品された。

原題は
「Hopeless」と、

まさに
希望のかけらも

見えない
地獄の青春を描く。

普通の人には
わからない

「ろくでもない世界」が
見たい方、

暴力作品にも
多少免疫の
ある方には
お薦めしたい

絶望的な作品。

もしかすると、
ラストの二人が
乗ったバイクは、

皆が平等だと
信じている

オランダに向かって
いたのなら嬉しいが。

映画館を出た
瞬間に、

あの町を出られて
ホッとする
感覚がまた凄い。

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