「怒り」のあらすじとネタバレ⁈李相日監督が描くミステリー・ヒューマンドラマ。

映画2016年

2016.10.042023.01.26

映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)　

「怒り」

　PG-12

2016年9月17日（142分）

吉田修一の原作を、
「悪人」の
李相日監督が

オールスター
キャストで描く
ミステリー
・ヒューマンドラマ。

八王子で起きた

夫婦惨殺事件の犯人は、

壁に「怒り」の
文字を残し、

1年も逃げ通している。

そんな時、
千葉、東京、沖縄の

3か所に

素性の知れない
3人の男

（松山ケンイチ、
綾野剛、森山未來）

が現れる。

千葉の男は、
漁師（渡辺謙）の家に

住み込みで働く。

その娘（宮崎あおい）は、

元風俗嬢だが、
彼と恋仲になる。

東京の男は、
会社員のゲイ

（妻夫木聡）
と一緒に住み、

沖縄の男は、

沖縄本島から
離れた島に

ひとり住んでいる。

3人の男たちは、

猟奇殺人と関係が
あるのか？。。。。

「怒り」を通して
人間の醜さを

描いており、

殺人、人間不信、

不貞、など出てくるが、

今一番の売れっ子の

広瀬すずちゃんに
降りかかる災難は、

あまりの衝撃であった。

３つのドラマは
交錯しないが、

それぞれ違った
空気感を持ち、

犯人探しを
忘れさせる
効果を持つ。

原作は
ミステリーであるが、

渾身の
ヒューマンドラマ

として見てほしい。

すずちゃんの
体当たり演技、

宮崎おあいの
演技もすごいが、

沖縄の少年（新人？）も

忘れがたい。

後味は良くないが、

人間の葛藤と
怒りを感じたい方、

「葛城事件」に次ぐ、

今年の
邦画衝撃作ですので、

御覧下さい。
お薦めです。