映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ヒトラーへの
285枚の葉書」
2017年7月8日公開(103分)
ヒトラーに葉書と
ペンで抵抗した
夫婦を描く
実話ドラマ。
1940年ベルリンは
フランスを降伏させ、
歓喜にわいていた。
しかし、
ある夫婦は一人息子を戦争で失い、
日常が止まっていた。
夫はペンを取り、
葉書にヒトラーへの
批判を書き綴っては、
街の中に置いて消え去る。
葉書は、
特殊警察の手に渡り、
犯人探しが始まるが、
なかなか進まない。
しかし、
職工の夫が葉書を自身の
職場に落としたことで、
事態は急転する。。。。
ヒトラーがいた
ベルリンで、
小さな抵抗を
見せる夫と
それを支える妻を
ブレンダン・グリーソンと
「美女と野獣」の
ポット夫人こと
エマ・トンプソンが熱演。
原作は
「ハンベル事件」を元に
書かれた
「Alone in Berlin
:ベルリンに一人死す」。
全体としては、
抑揚の少ない映画だが、
声を押し殺したような
2人の演技に
引き込まれていく。
ただ、
285通の内、
ナチに見つからなかった
十数通がどうなったのか、
その怒りが
ヒトラーを倒したような
ドラマチックさがあると、
夫婦のギロチン死が
もっと意味のあるものに
なったかもしれない。
戦争にからむ多くの
理不尽を垣間見て、
反戦を考えて
欲しい力作。
お薦めです。
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