映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「否定と肯定 」
2017年12月8日(110分)
ホロコーストの存在を確認した
裁判の実話の映画化。
1994年、
英国の歴史家デイヴィッド
・アーヴィング
(ティモシー・スポール)が
唱えるホロコースト否定論を、
自著「ホロコーストの真実」で
否定していた米在住ユダヤ人の
女性歴史学者デボラ・リップシュタット
(レイチェル・ワイズ)は、
アーヴィングから名誉毀損
(きそん)で提訴される。
英国では、
訴えられた方がホロコーストの
存在を証明しなければならない仕組み。
しかし、
ホロコーストの写真は存在せず、
現場はナチスによって
破壊されており、
証人達の証言しか
存在を示す方法がない。。。。
アーヴィングは
一人であるのに対し、
デボラのサポートのため
イギリス人による
大弁護団が結成され、
歴史の真実の追求が始まるが、
彼女は弁護団の方針を無視して、
馬鹿なことばかりをやる。
ドラマチックにするためなのか、
真実が描かれているのか
逆に疑問に思ってしまった。
こんな愚かで、
うろたえるばかりの被告人に対し、
アーヴィング役のスポールは、
どっしりしており、
結果はわかっているものの、
物語をしっかりしたものにしてくれた。
米国で訴訟を起こすと、
起こした側が証明しないと
いけないなど、
米英の訴訟の違いもわかって、
まずまずの法廷劇となっている。
歴史や法律ものに
興味のある方には、
是非お勧めします。
原題は「Denial」=否定。
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