映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を
書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「夜叉」
(午前10時の映画祭)
1985年8月31日(128分)
高倉健主演の任侠
ラブ・ストーリー。
敦賀の近くの
小さな港町。
修二(高倉健)は、
妻(いしだあゆみ)や
子らと
平穏な
生活を送っていた。
ある冬、
大阪ミナミから
螢子(田中裕子)
という女が
やってきて、
居酒屋を
始める。
螢子を目当てに
漁場の男達は
店に集うが、
螢子には
ヒモ同然の矢島
(ビートたけし)
という男がいた。
矢島は
漁師たちに
麻雀で
わざと負けるが、
それは
覚醒剤を売るため。
薬を処分した
螢子に逆上した
矢島を
止めようとした
修治だが、
隠し続けてきた
背中を
見られてしまう。
彼の背中には、
かつて
大阪ミナミで
「人斬り夜叉」と
呼ばれた夜叉の
入れ墨があった。。。。。。
女のために
やくざから
足をあらった男と、
北陸に
流れてきた
女の切ない大人の
ラブストーリー。
いしだあゆみも、
妻として良い味を
出しているが、
とにかく、
田中裕子の
魅力が凄い。
当時30歳
くらいだが、
特に美人
でもない彼女に
引き込まれる。
たけしの
ダメ男ぶりも
徹底しており、
旗本監督の
手腕が光る。
厳しい寒さは、
木村大作さんの
撮影で、
しばれるような
当時の生活感が
あふれている。
任侠映画がない
今の時代に
理解することは
難しいかも
しれないけれど、
改めて
高倉健の凄さを
再発見できる
映画は、
大人の方に
お薦めします。
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