映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「許されざる者」
午前10時の映画祭
1960年10月6日公開(125分)
珍しいA.ヘップバーン
主演の西部劇。
テキサスで牧場を営む
ザカリー家は、
長男ベン(バート・ランカスター)
と二人の弟、
母親(リリアン・ギッシュ)と
養女レイチェル
(オードリー・ヘプバーン)の5人暮らし。
先住民に殺された
亡き父の跡を継いだ
ベンは人望厚く、
牧場経営も順調だった。
だがある日、
一家の前に不気味な
老人が姿を現す。
曰く、
レイチェルは赤子の時、
カイオワ族から
奪われた先住民の
娘だというのだ。
ベンは人種差別的な
隣人たち、
そしてカイオワ族から
レイチェルを守るために
銃を取る。。。。。
日曜洋画劇場で
子供の時、見て以来、
多分50年ぶりに見た。
スクリーンでは初見。
冒頭からヘップバーンが
乗馬のテクニックを
見せてくれるが、
実際には
落馬もしたらしく、
撮影は大変だった模様。
インディアンの娘
との設定だが、
美しさに変わりはない。
もうひとりの主人公は、
骨太で無骨な男が
かっこいい
バート・ランカスター。
牛や馬、
6000頭をテキサスの
田舎から、
カンザス州の
ウイチタまで運ぶ。
広大な牧場は、
上からのショットもあり、
全体像がわかる
親切な作り。
監督は
「白鯨」「荒馬と女」
などのジョン・ヒューストン。
彼としては、
勇ましい西部劇には
したくなかったが、
制作側の意図で、
今見ると、
とんでもないラストに
なっている。
すなわち、インディアン
=悪、との決めつけであり、
ランカスターは
悪から妹を守る
正義として
描かれている。
当時の西部劇
ならともかく、
今見ると、さすがに
違和感満載となった。
途中までは家族の絆や
インディアンとの
確執もうまく
描かれているので、
ラストの終わり方を
もう少し変えれば、
新しい作品として
蘇っただろう。
ヒューストン監督自身、
本作が一番嫌いと
語っているらしい。
驚いたのは、
サイレント時代の
名優リリアン・ギッシュが
母親役で出ていたこと。
娘が先住民の子
であることを知りながら、
我が子として
育てた難しい役。
「八月の鯨」で90歳を
超えても素晴らしい
女優だったことを
思い出した。
原題は
「The Unforgiven」。
1992年の
C.イーストウッド監督の
「許されざる者」は
「Unforgiven」と
「The」が抜けているので、
間違いなきよう。
また、
イーストウッド版は
2013年に渡辺謙主演で
日本でもリメイクされている。
西部劇ながら、
人種問題にも多少焦点を
当てている映画が見たい方、
ヘップバーンの美しい容姿を
カラーで見たい方、
1960年ごろの
アメリカの白人が思う
先住民について
知りたい方は是非。
現在の
某アメリカ大統領が見たら、
絶賛しそうな作品は、
問題作だけにお薦めしたい。

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