映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「女は二度決断する」
PG-12(ドイツ)
2018年4月14日公開(106分)
昨年のカンヌ映画祭主演女優賞他、
世界中で絶賛の一方、
物議を醸した人間ドラマ。
ドイツ・ハンブルクで暮らす
ドイツ人のカティヤ
(ダイアン・クルーガー)と
トルコ移民のヌーリは、
獄中ながら、
めでたく結婚する。
以前は麻薬の売買に
関わっていた夫も
結婚後はまじめに働き、
息子にも恵まれて
一家は幸せに暮らしていた。
しかし、
ヌーリの事務所の前で
突然爆発が起き、
彼と息子が巻き込まれ、
命を落とす。
ネオ・ナチによるテロで、
犯人2人は逮捕され、
カティヤは裁判に出席する。。。。
前半はテンポよく、
裁判劇になるが、
予想外の判決で、
後半は復讐劇となる。
ラストの衝撃は、
多くの人には受け入れがたく、
問題がありすぎるので、
実際に見て頂きたいが、
やはりクルーガーの演技に
引き込まれていく。
幸せが一転し、悲しみとなり、
それが怒りに昇華していく
過程を見事に演じ、
国際派女優が初めて
自国ドイツで花開いた。
爆弾は、
意外と簡単に作れること、
裁判に勝つことの難しさ、
ドイツの抱える問題など、
見どころも多いので、
社会派映画というより、
孤独なひとりの女性の
「2度の決断」を
マジ見て頂きたい。
今年のアカデミー賞
外国映画賞ドイツ代表作品は、
もちろん超お薦めです。
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