映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「散り椿」
2018年9月28日公開(112分)
こんなに美しい時代劇は、
2度と撮れる人が
出てこないので、
見納めとなる
完成度の高い作品。
享保15年、
藩の不正を告発した
瓜生新兵衛(岡田准一)は、
追放の憂き目に遭う。
藩を追われた後、
最愛の妻・篠(麻生久美子)は
病魔に侵され、
死を前に最後の願いを
夫に託す。
それは、藩に戻り、
もう一度、
散り椿を見て欲しい。
そして、
かつては新兵衛の友人で
良きライバルでもあり、
篠を奪い合った
恋敵でもあった
榊原采女(西島秀俊)を
助けてほしい
というものだった。。。。。
木村監督78歳。
かつて黒沢明の
撮影助手として仕え、
カメラマンとして
恐らく日本アカデミー賞では
最多の受賞歴を誇る人が
自らメガホンとカメラを回して、
日本の美しさを撮った。
その美しさは、
季節や日本的なものだけでなく、
日本人の心の美しさも
捉えており、
侍の映画でありながら、
純愛の作品となった。
宣伝では殺陣のシーンが
引き合いに出されているが、
殺陣のシーンは
それほどなく、
特筆すべきほどではない。
ただ、
麻生久美子、黒木華ら
脇も豪華で大変素晴らしく、
モントリオール国際映画祭で
評価されたのも納得。
大人の映画であるが、
女性にも大変お薦めできる
時代劇である。
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