映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「家(うち)に帰ろう」
(アルゼンチン)
2018年12月22日公開(93分)
大昔の恩人を探しに
南米からポーランドに
向かうロード・ムービー。
アルゼンチンの
ブエノスアイレスに暮らす
88歳の仕立屋、
アブラハムは、
子供たちに無理やり
施設に入れられることで、
いろんなものを処分。
その時、
最後に仕立てた
スーツが出てきて、
70年以上会っていない
ポーランドの親友に、
それを渡そうと
家出を思い立つ。
その親友は、
ユダヤ人のアブラハムが
ホロコーストから逃れた際に
助けてくれた命の恩人だった。
アブラハムは、
マドリード、パリを経由して
目的地に向かうが、
道中さまざまな
困難が襲う。。。。。。
陸路でポーランドに
向かうのに、
絶対ドイツを
通りたくないと言うが、
通らざるを得ない。
また、
ドイツ人と話すことも
避けようとするが、
彼女の慈愛に
負けてしまう。
いろんな困難が
あったが、
行く先々の人に
助けられ、
無事、到着する。
スーツを渡すことよりも、
それまでの過程を
中心に映画にしており、
頑固で皮肉屋の
じいさんが、
少し変わっていく。
最後に、
彼を助けてくれた人が
つながるのかなと思ったが、
特にそんな
マジックはなく、
さらりと終わる。
原題は「Last Suit」。
ホロコースト時代の
話も出てくるが、
それほど重くはなく、
各種映画祭で観客賞を
取った快作だと納得。
同じアルゼンチンの傑作
「人生スイッチ」のような
強烈なインパクトはないが、
人の優しさに
触れることができる作品です。
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