映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ウィーアーリトル
ゾンビーズ」
(PG-12)
2019年6月14日公開(120分)
親の死に涙も出ない
自分たちをゾンビに例えた
4人の子供たちのシニカル・ドラマ。
両親を亡くし火葬場で
出会ったヒカリ(二宮慶多)、
イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、
イクコ(中島セナ)は、
感情を失った自分たちの
心を取り戻すため、
それぞれの家を巡り始める。
やがてたどり着いた
ゴミ捨て場で、
LITTLE ZOMBIES という
バンドを結成。
そこで撮った映像が
話題を呼び、
社会現象になるほどの
ヒットを記録する。。。。。。
それぞれの理由で、
親が死に、
火葬場で出会った4人が、
意気投合してしまう展開。
監督は電通の
CMプランナーから
独立した長久允。
確かに作り方はユニークで、
それぞれのカットは面白い。
映画の画面自体を
RPGゲーム仕立てにするなど、
かなりの懲りようだが、
CMと違って長すぎた。
後半はエンタメ性も
下がるので、
短編の得意な監督として、
もっとコンパクトに
すればよかった。
佐々木蔵之介、工藤夕貴、
池松壮亮、西田尚美、
佐野史郎、菊地凛子、
永瀬正敏らの有名どころを
次々と投入して、
電通の強みを出しているの
かもしれないが、
退屈しのぎの顔見世興行。
「カメ止め」のように
役者に頼らず、
アイデアで最後まで
勝負して欲しかった。
もしかすると、
シニカル過ぎて、
時代の先を行き過ぎたの
かもしれない。
決してゾンビ映画ではないが、
生きているのに死んでる
子供達を見たい方は、
どうぞ。
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