映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「凪待ち」
(PG-12)
2019年6月28日公開(124分)
人間の悪を描かせたら最高の
白石監督の人間ドラマ。
木野本郁男(香取慎吾)は
ギャンブル中毒の超だめ男。
恋人の亜弓(西田尚美)との
約束でギャンブルをやめ、
亜弓の娘の美波(恒松祐里)と
共に亜弓の故郷である
宮城県の石巻に移住し、
おじの小野寺(リリー・フランキー)
の紹介で印刷会社で働き始める。
しかし、
同僚からの誘いでまた、
自転車を始めてしまう。
そんなある日、
亜弓とけんかした美波が
家に帰らず、
亜弓はパニックになる。
亜弓を落ち着かせようとした
郁男は亜弓に激しく非難され、
彼女を突き放してしまう。
その夜、
亜弓が殺される。。。。。
新天地で再生を
図ろうとするが、
再びギャンブルにはまり、
泥沼地獄になっていく。
そこにパートナーの
死がからみ、
くずのような人間が、
さらに落ちていく。
それを香取君が見事に演じ、
殺人事件ミステリーでなく、
今年最大のインパクトのある
人間ドラマをあぶりだしている。
「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」
「孤狼の血」と悪人を描くのに
卓越した白石監督の本領発揮の作品。
とにかく、
重たい映画で、
ろくな人間は出てこないので、
見る方を選びます。
また、
カメラも結構動きますし、
暴力シーンもあります。
今、一番乗ってる監督の
傑作を見たい方は是非。
娘役の恒松祐里には、
今後注目。
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