映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「君が世界のはじまり」
(PG-12)
2020年7月31日公開(115分)
ブルーハーツの音楽と
ともに爆発する青春群像劇。
大阪のある町で暮らす
東雲高校2年生のえん(松本穂香)は、
恋人を次々と変える
親友の琴子とつまらない
毎日を送っていたが、
琴子がサッカー部の
ナリヒラを好きになった
ことで距離ができる。
同じ高校のジュンは、
母が家を出たことに
向き合おうとしない
父親に何も言えず、
学校が終わった後
ショッピングモールで
過ごしていた。
やがて、
ナリヒラの秘密を知り
彼と急接近するえん、
それを見て見ぬ振りする琴子、
転校生の伊尾と深い仲になる
ジュンらの思いが交錯する。。。。。
「キラキラ青春映画」の
対局にある青春のつらさ、
切なさ、楽しさ、苦しみなどを
6人の若者を通して描く。
監督は原作『えん』と
『ブルーハーツを聴いた夜、
君とキスしてさようなら』を
書いたふくだももこ。
親への反発など、
リアリティに富んだ
シーンもあったが、
後半に行くにつれ、
画面も暗く理解できず。
そして、
最後に唐突に戻ってきた
琴子のセリフが
「君が世界のはじまり」。
と、いきなり言われてもね。
「人にやさしく」や
「キスして欲しい」が、
炸裂するシーンは、
この映画館、音大きくないかと
思うほどの音響で、盛り上がるが、
感情移入はできなかった。
邦画にはこの手の
作品が多すぎて、
個性的な作品にうまく
出ている松本に期待していたが、
本作では、味が出ず。
むしろ、
琴子とジュン役の二人は
めっけもん。
ブルーハーツ・ファンには
お薦めするが、
グザヴィエ・ドランの
似たようなタイトルの
「たかが世界の終わり」の方がいいかな。
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