「おらおらでひとりいぐも」のあらすじとネタバレ?! 孤独な老人に見える3人の寂しさ達とのドラマ。

映画2020年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「おらおらでひとりいぐも」

2020年11月6日公開(137分)

孤独な老人に見える
3人の寂しさ達との
自分らしさ捜しドラマ。

ひとり暮らしをする
75歳の桃子(田中裕子)は、

東京オリンピックの開催に
日本中が湧く1964年に、

その熱狂に
導かれるように
故郷を飛び出して
東京に来た。

それから55年の
月日が流れ、

母として二人の
子供を育て上げ、

夫・周造(東出昌大)と
夫婦水入らずの
穏やかな余生を
送ろうとするが、

その矢先に彼に
先立たれてしまう。

突然の出来事に
ぼうぜんとする中、

彼女は図書館で借りた本を
読み漁るように。

そして、
46億年の歴史をめぐる
ノートを作るうちに、

見るもの聞くもの
全てに問いを立て、

それらの意味を
追うようになる。。。。。

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冒頭の地球の
歴史部分には驚いたが、

予告編を超えるような
映像はなかった。

特に残念なのは、
3人の寂しさ達。

個性があるわけでも、
役割分担があるわけでもない。

それなら、
寂しさ以外の感情に
してしまえばよかった。

例えば、
悲しみとか喜びとか。

予告編を見たときに
韓国の傑作コメディ
「ハローゴースト」を
思い出したが、

あんなふうに
できなかったのか?
夫を亡くした妻には
寂しさしかないのか、

むしろ夫がいなくなって
せいせいくらいの所も
あるだろうし、

過去に戻るシーンは
それでよかったが、

老人向けの映画としか
なっていない。

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劇場内もほとんど、
高齢の女性ばかりで、

若かりし頃を
ノスタルジックに思い出す
のではなく、

老いても自分らしく
生きていく姿をもっと前面に
出して欲しかった。

最後に彼女が卓球を
始めたいと図書館の
女性に言うのは、

そのわずかな
ムーブメントかもしれないが、

寂しさ3人なくても、
映画が成立するようで、
やや残念。

田中裕子蒼井優ともに
よかっただけに、

せっかくの有名小説を
生かしきれなかった
沖田監督の演出不足は否めない。

したがって、
孤独な老人の方にのみお薦めする。

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