映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「さくら」
2020年11月13日公開(119分)
西加奈子の小説を
映画化した家族と愛犬
「さくら」のドラマ。
関西のどこかの街。
消息不明の父親
(永瀬正敏)が2年ぶりに
家に帰ることになり、
長谷川薫(北村匠海)は
実家に向かう。
2年前、
家族は長男・一(吉沢亮)の
死をきっかけに
離れ離れになっていた。
薫は妹の美貴(小松菜奈)の
誕生や愛犬のサクラとの
出会いなど、
幸せだった日々のことを
思い浮かべる。
そして大みそか、
家族にとって奇跡のような
出来事が起きる。。。。。
このメンバーに母親の
寺島しのぶを加えて、
演技派を集めた
正統派の家族ドラマ。
仲のいい兄弟と父母が
ヒーローだった長男の
死によって壊れていく様を描く。
語りは次男の薫であるが、
やはり小松菜奈の
嫌われ役もいとわない
強烈な演技は素晴らしい。
普通の可愛いだけ
女優さんには
重すぎる役だろう。
ただ、
長男の恋人が
ツンデレだったり、
突拍子もない演出もあった。
また主役の犬さくらは、
家族のアイドルだが、
もひとつポイントとなる
逸話が欲しかった。
ラストはうまく
笑わせてくれたが、
感動系映画ではないので、
ご注意を。
お母さんが小さい子ども達に
性教育をするシーンは
ほほえましく、
こんなことが本当に
冷静に言えたなら
凄いなと感じた。
西加奈子原作は
「円卓こっこ」と
「まく子」を見たが、
どちらも記憶に残る作品。
今回、
矢島監督が原作に惚れて
映画化したらしいが、
脚本がもひとつで、
つなぎの悪い部分があった。
音楽は再開した東京事変。
家族の物語の最後に
かかるには、
ちょっと悪送球だった。
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