映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ブレッドウイナー」
(アイルランド、カナダ、
ルクセンブルク合作)
2019年12月20日(94分)
アフガニスタンで
11歳の女の子が
一家を支える
秀作アニメ。
2001年の
同時多発テロ後、
タリバンが
支配する
アフガニスタン。
荒廃した
カブールの町で
生活している
11歳の
パヴァーナは、
足の不自由な
父親が
話してくれる、
アフガニスタンの
歴史を伝説に
見立てた物語を
楽しみにしていた。
しかし、ある日、
父親がタリバンに
連行されてしまう。
タリバンは
女性だけで
外に出ることを
禁止しているため、
残された家族は
働くことも
食料を買うことも
できない。
パヴァーナは
家族のために
父親を捜そう
と決意し、
長かった
髪を切って
少年に変装して
町に向かう。。。。。
題名の
「ブレッドウイナー」とは、
一家の大黒柱のこと。
母と姉、
小さな弟がいるが、
自ら男になって
お金を稼ぎ、
一家を支える。
そんな過酷な話と
平行して、
物語の好きな
女の子は、
空想の話を
作り上げていく。
アニメ部分と
切り絵の
2重構成も
素晴らしく、
同じ名作アニメ
「KUBO
二本の玄の物語」
を彷彿させる。
2018年の米国
アカデミー賞
アニメ部門
ノミネートをはじめ、
数々の賞に
輝く作品は、
アンジェリーナジョリー
(UNCHRの特使)の
協力を得て、
素晴らしい
作品となった。
アフガニスタンで
作ることは
できない作品を、
いろんな国の
協力を得て、
少しでも
タリバンの
状況を伝えよう
としたアニメは、
絶対に見るものを
圧倒する。
生きる力を
得たい人、
日本人は本当に
恵まれて
いることを
再確認したい人、
絶望のどん底から
這い上がる
11歳の女の子を
ご覧ください。
大人も納得の
アニメ作品。
超お薦めします。
併映は
アイルランドの短編
「レイト
・アフタヌーン」。
こちらも痴呆の
家族を持つ人に
見て頂きたい
良質なアニメです。
アカデミー賞
短編アニメ部門
ノミネート。
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