映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「男はつらいよ
寅次郎紙風船」
1981年12月28日公開(101分)
「男はつらいよ」シリーズ
28作目の人情ドラマは
ダブル・マドンナ。
九州・大分の旅館で
寅さん(渥美清)は
焼津から家出してきた
フーテン娘・愛子
(岸本加世子)と知り合う。
寅さんにつきまとう
愛子はサクラに
なりすまし商売は好調。
久留米の水天宮で
テキヤ仲間の女房
・光枝(音無美紀子)が
独りで商売をしていた。
聞けば亭主(小沢昭一)
の病が重いという。
秋月の町に見舞った
寅さんは、
彼から
「俺が死んだら光枝を女房に?」
と頼まれる。
安請け合いした寅さんだが、
やがて亭主は亡くなり、
光枝は、
実家のある東京に
戻ってきて再会する。。。。。
ノーベル医学賞受賞
というオープニングには
驚いたが、
後はいつも通りの寅さんが
マドンナに恋するも、
成就しない物語。
音無が本当は、
寅さんと結婚しても
よかったと思わせる
絶妙の演技で
見せてくれる。
また10代の
岸本が溌剌した、
よくしゃべる少女で登場。
小沢昭一は
特別出演しており、
非常に懐かしい。
時代が変わっても、
変わらない良さがある
「寅さん」は安定した
面白さがあるし、
観客を選ばない。
タイトルの紙風船は、
さくらの息子(吉岡秀隆)に
寅さんがおもちゃとして
紙風船を渡すが、
彼はコンピューターゲームが
好きだというシーンが
あることに由来しているが、
フーテンという生活が
紙風船のように、
ふわふわして、
地に足がついてない生活を
していることを
現わしているのだろう。
結婚するために、
サラリーマンになろうと
努力する寅さんは
初めてみた。
九州各地の景色が
美しい作品は、
やはりお薦めしたい。
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